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第1Q
秋シーズン後半戦、昨年度の雪辱を果たそうと挑む横浜国立大学戦は、横国のキックで開幕。 TBとなり、上智の攻撃は自陣25ヤードから開始。2年RB #23 小田航大朗のランを中心に前進を 試み、#75 山本海智のDLを押し込むナイスブロックなどもあり、着々と前進していく。しかし、続く プレイでパスを選択した上智は、痛恨のインターセプトを許しそのままエンドゾーンまでリターンさ れ横国にタッチダウンを許してしまう。キックも成功し、先制点を譲る。【0-7】
横国のキックで試合は再開。再びTBで上智の攻撃は自陣25ヤードから始まる。流れを変えたい 上智Oは、ランやパスを織り交ぜたオプションプレーで前進を試みるも、フレッシュには至らずパ ントを選択。スナップミスが発生し、ボールを自陣15ヤードで横国に奪われるという厳しい展開 に。
ここで踏ん張りたい上智ディフェンス。1年LB #２ 岸田太陽が鋭いタックルで相手を後退させる も、横国RBを捕らえきれず再びタッチダウンを許す。【0-14】
横国のキックで試合は再開し、上智は自陣24ヤードから攻撃を開始。2年RB #44 米永圭佑が力 強いランで11ヤード前進し、幸先よくフレッシュを獲得。続くプレイではHO時のファンブルで危うく ターンオーバーかと思われたが、自チームでリカバーし危機を乗り越える。４年QB #０原田誠也 によるキープと２年RB米永のランで前進を試みるも、フレッシュ獲得には至らずパントを選択した 上智。パンターがタックルを受けファンブルし、上智陣15ヤードから横国の攻撃が始まる。4年LB
#7 小林吏希や3年LB #35 兼松朗洋のナイスタックルで踏ん張り、横国を4thdownに追い込み FGを選択させ、3点を許すも得点を最小限に抑える。
続く上智の攻撃は自陣26ヤードから。2年RB 小田のランで快調に前進、続くプレーでも2年RB 米永もゲインを広げる。ファンブルの危機を4年QB 原田が自らリカバーし、3ヤードのゲイン。そ の勢いのまま第1Qが終了。
第2Q
試合は引き続き上智の攻撃で再開。2年RB 米永鋭いカットバックでディフェンスをかわし、4年 QB #0 原田もフェイクを織り交ぜたキーププレーでゲインを図る。続くプレーでも2年RB小田が力 強い突進で前進を試みるが、ファンブルをリカバーされターンオーバーに。相手陣42ヤードから 横国の攻撃が始まる。ランやパスで前進する横国を冷静に射止める上智D。3年DL #78 コー チャンフラトのロスタックルで横国を4thダウンに追い込み、パントを選択させる。
上智の攻撃は自陣14ヤードから再開。2年QB中畝のHOで2年RB米永がテンポよく前進しフレッ シュを獲得するも、次のシリーズで4thdownに抑えられパントを選択。横国の攻撃は相手陣39 ヤードから始まる。ここで4年DL #54 吉井翔哉が横国QBが落としたボールをリカバーし、攻撃権 を奪い返すことに成功。このチャンスをなんとしても生かしたい上智。自陣37ヤードから再び攻撃 を開始すると、2年QB 中畝と4年QB 原田のパスやランで順調に前進。2年RB 米永のランでフ レッシュを更新し、相手陣32ヤード付近で4thdownを迎えた上智はここでFGを選択。キッカーは 期待のルーキー松田。今季最長距離となる39ヤードからのキックに緊張が走る中、ボールは見 事ポールの間をすり抜け成功のサインが！ここで３点の獲得となる。【１４－３】
このままの勢いで巻き返しを図りたい上智。松田によるナイスキックで攻守交替し、横国の攻撃 が開始したところで前半戦は終了。
第3Q
後半戦は上智のキックで再開。4年LB小林や1年LB岸田らの素早いパシュートで攻撃を抑える も、横国は巧みなランプレーで上智陣に侵入。3年DB #35 飯村瞭平がファンブルリカバーで流れ を変えるも、このチャンスは生かしきれず上智は1シリーズで攻撃権を手放す。パントを選択した 上智、１年P松田が蹴ったボールは大きく弧を描き相手陣10ヤード付近へ落下。転がったボール がエンドゾーンから1ヤード付近で止まるというナイスプレイ！
この流れを止めまいと上智ディフェンス陣も必死で奮起。2年DB #29 坂見佑一郎が鋭い読みで パスカットを決め、4年LB原田が力強いタックルで圧力をかけて抑え込み、攻守交替。横国のパ ントが上智に有利な展開を生み、上智の攻撃は敵陣26ヤードから開始。2年RB小田や2年RB米 永、1年RB岸田のランで着実に前進し、第3Qが終了。
第4Q
最終クォーターは敵陣13ヤードから上智の攻撃で再開。着実に前進しボールはゴール前7ヤード まで到達するも、4thdownまでもつれ込む緊張の展開に。フレッシュの獲得まで残り2ヤード、上 智は得点を狙いここでギャンブルを選択するが、横国Dの強固な守備に阻まれ攻守交替に。横 国の攻撃が開始、パスで攻め込もうとする横国を3年DB 飯村や2年DB坂見が冷静に抑え、1シ リーズでオフェンスにつなぐ。横国のパントで攻守交替し、上智は敵陣43ヤードから攻撃開始。2 年RB米永のランで着実にゲインを広げ、続くプレイでは2年QB中畝から放たれたロングパスを横 国Ｄをかき分け大村が見事にキャッチ！25ヤード前進し、ボールはゴール前１３ヤードへ。既視 感のあるシチュエーションに固唾をのむ中、本日大活躍の中畝が自身のキャリーで１１ヤードゲ イン！フレッシュを獲得し、ゴール前３ヤード出迎えた1stdown。ここでも再び中畝が横国Dを華 麗にかわす堂々のランを見せ、見事タッチダウンに成功！惜しくもその後のキックは決まらな かったものの、ここで6点の追加となる。【９－１７】横国の攻撃を抑えるも、試合終了間際の攻撃 は得点に至らず、試合は終了となった。
昨年度のリベンジに燃えた横浜国立大学戦は悔しくも勝利には至らなかったが、チームとして多 くの学びと可能性を得る貴重な試合となった。残る2戦で勝利を飾れるよう、さらなる成長を遂げ るべくチーム一丸となって全力で挑んでいく。
