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2024.10.19
試合レポート

【vs BUFFALOES - MATCH REPORT】


第1Q

秋季リーグ後半戦、第4節東京科学大学戦は、科学大のキックで開幕した。今季初となるアミノバイタルフィールドでの試合。100人を超えるサポーターの熱気に囲まれながら、上智大学の攻撃は自陣45ヤード付近から開始。幸先よく2年WR #1 中畝晴登へのパスが通りフレッシュを獲得するも、痛恨のスナップミスで科学大にファンブルリカバーされ、攻撃権を譲る展開に。出番が回ってきたディフェンス陣。ランで前進を試みる科学大を1年LB #2 岸田太陽が鋭いタックル、3年DL #69 岡崎奨が力強いタックルで抑え込み、1シリーズで攻撃権を取り戻す。
自陣2ヤードから上智の攻撃が開始。ここから上智オフェンスが魅せる!2年RB #23 小田航大朗が快調なランで1stdownを更新、再びスナップミスで危うい状況に陥るも、相手の反則に助けられ15ヤードの前進。その後は3年RB #14 堀川大凱が着実にゲインを広げ、相手陣へ侵入。相手の反則も味方し、3年RB堀川と2年RB小田を中心としたランプレーでテンポよく前進する。連続して今試の注目プレーヤー2年WR #81 大村篤義が見事にパスキャッチを決め、さらに2年RB #44 米永圭佑が堂々のランで18ヤードを駆け抜けて勢いを加速させたところで、第1Qは終了。




第2Q

陣地を入れ替え、上智オフェンスの猛攻が再開。エンドゾーンまで残り14ヤード、3rddown5の局面。3年#14RB堀川大凱が華麗なステップで科学大のディフェンスをかわし、鮮やかに先制タッチダウン!続いて1年#13K松田航己がTFPのキックも決め、スコアは【7-0】。勢いをそのままに、松田のパントで試合がリスタート。科学大は自陣15ヤードからの攻撃を開始。一度は1stdownを獲得するものの、2年#69DL岡崎奨の堅実なプレーにより次のシリーズで4thdown7に追い込まれ、科学大はパントを選択。攻守交代、上智のオフェンスは自陣8ヤードから再び進撃を開始。2年#23RB小田航大朗、2年#44RB米永圭佑、3年堀川が次々とフィールドを駆け抜ける力強いランプレーでフレッシュを重ね、2年#81WR大村篤義への12ヤードのパスと科学大の反則もあり、一気に敵陣14ヤードまで前進。2年小田が13ヤードのランプレーでゴールまで1ヤードに迫り、次のプレーで再び2年小田が執念のタッチダウン!さらに1年松田のキックも確実に決まり、【14-0】と追加点を奪う。科学大が反撃に出るも2年#29DB坂見佑一郎の鋭いタックルとパス失敗が続き、上智が圧倒的なリードで試合をコントロールし、前半終了。





第3Q

後半戦は上智のキックで再開。前半で勢いをつかんだ上智は、流れを変えようと奮起する科学大Oを迎え撃つ。前半はランが中心の攻撃を見せていた科学大だが、後半戦はパスを織り交ぜた多彩なオプションプレーを展開。2年LB #3 大貝真史、4年LB #7 小林吏希、4年LB #0 原田誠也が素早いタックルで抵抗するも、連続してフレッシュを許す苦しい展開に。ゴール前11ヤードで迎えた4thdown4、科学大の力強いランを止めきれず、得点を許す。TFPのキックも決められ、【14-7】に。
科学大のキックオフで試合が再開し、上智オフェンスは自陣38ヤードから攻撃を開始。3年OL #77 鴇田大輔を中心としたOL陣がランプレーの道を切り開き、2年RB 米永が着実にゲインを広げて1stdownを更新。信頼の厚い2年QB #4 稲葉祥生も自身でボールを運び、16ヤードの大幅ゲイン。続くプレーで2年RB小田が力強いランでフレッシュを獲得、2年WR中畝の正確なキャッチでパスも通り、敵陣5ヤードで1stdownを迎える。ランプレーでの前進を試みるも、意地を見せる科学大の堅守に阻まれ4thdownでFGを選択。今試合好調の松田が1年生ながらも安定したキックを見せ、3点を獲得しリードを広げる。【17-7】上智のキックオフで試合が再開し、第3Qは終了。




第4Q

最終クォーターは科学大オフェンスの攻撃から再開。全力で迫りくる科学大に必死で抵抗する上智D。3年LB兼松がナイスカットでパスを防ぐと、続くプレイでも上智Dはナイスプレイを炸裂!4年LB小林が鋭いタックルでQBサックに成功すると、QBの手から零れ落ちたボールを3年DL森がすかさずリカバー!ディフェンス陣の連携の取れたプレイで良い流れのままオフェンスにつなぐ。相手陣36ヤードから攻撃が開始。このチャンスを逃したくない上智Oは、2年QB稲葉による多彩なオプションプレーで着実にゲインを広げる。2年WR中畝へのパスで大きく前進すると、その後も力強い2年RB小田のランでフレッシュを獲得し、ボールオンは相手陣18ヤードへ到達。そのまま攻め込みたい上智は飛距離のあるパスでタッチダウンを狙うも、科学大Dの素早いパシュートに阻まれ4thdownに追い込まれる。ここでFGを選択した上智。1年K松田が蹴ったボールは見事ポールの間を通り抜け、3点の追加。【20-7】

松田のキックで攻守交替し、ここから科学大の攻撃。ここまでの着実なオプションプレーとは異なり、連続したパスで大きなゲインを狙う科学大。ところどころでパスキャッチを許しフレッシュを獲得されるも、2年DB坂見によるパスカットや4年DL吉井、3年DL#78コーチャンフラトをはじめとしたDL陣の堅守で大きな前進は許さない。4thdown6でギャンブルを選択した科学大であったが、4年LB小林が攻撃を封じて失敗に追い込み、攻撃権を取り返す。

再び攻撃権を得た上智O。試合後半戦、ここでもRB2年小田と2年米永が魅せる!小田が飛び込むようなランで着実に前進、続くプレーで19ヤードのビッグゲイン!連続して米永も19ヤードを力強く駆け抜けテンポよく前進。1年生ながら堂々としたプレーを見せる1年OL#55井原絢誠や2年OL#75山本海智のブロックも冴え、攻撃が続く。2年RB小田と米永はその後も科学大Dをすり抜けゲインを広げる。いよいよゴール前7ヤードで3rddown2を迎えた上智。小田が飛び込むようなダイナミックなランでエンドゾーンへ駆け込み、本日3度目のタッチダウンに成功。【27-7】

試合終了まで残り2分を切ったタイミングで科学大に攻撃権が移る。反撃を試みる科学大Oは、このシリーズもパスで大幅ゲインを狙う。試合終了まで相手の追加点を防ぎたい上智であったが、必死の抵抗を見せるもパスカットで2回連続反則が取られてしまい、前進を許してしまう。そのままタッチダウン、その後のTFPも決められる。【27-14】科学大のキックオフで攻守交替。試合終了まで残り数秒となり、上智はニーダウンで試合を締めくくった。



前回試合に続き、2度目の白星を挙げたゴールデンイーグルス。今試合初登場の新星も数々の活躍を見せ、次戦は昨年悔しい敗北を喫した横浜国立大学戦。さらなる成長を見せ、リベンジを果たすべくチーム一丸となって全力を尽くしていく。