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2024.09.14
試合レポート

【vs ORANGE BEAMS - MATCH REPORT】

〈第1Q〉

今季を占う秋シーズン初戦、成城大学戦は上智のキックで開幕。相手陣25ヤードより成城大学の攻撃。迫る勢いで攻め入る成城RBを止めることが出来ず、開始早々にタッチダウンを許してしまう。続くTFPも成功。[0‐7]  流れを変えたい上智Oは、2年#1WR中畝晴登のナイスキャッチや、2年#23RB小田航大朗の切り裂くようなランで立て続けにフレッシュを獲得する。勢いそのままテンポよく進む上智Oは、2年#44RB米永が約20ヤードの大幅な前進に成功し、続くプレーで2年小田がゴール前7ヤードまでゲインを広げ、流れを一気に引き寄せる。そして迎えた2nd down。3年#87RB堀川大凱が、ディフェンスの隙を突き怪我から復帰後初のタッチダウンに成功!続くTFPでは、1年#13松田航己が安定したキックを魅せ、成城と同点に追い付く。[7‐7] 上智のキックにより攻守交替し、成城の攻撃。上智Dの強いプレッシャーにより相手のフォルススタートを招き、成城は5ヤードの罰退。その後も上智Dの鋭いタックルで大幅な前進を許さず、成城のパントにより攻守交替。上智Oは多彩なランプレーで前進を狙うが、フレッシュ獲得には至らずパントを選択。守備に切り替わった上智Dは、陣地を固く守り成城を再びパントに追い込むが、ここで痛恨のキャッチミスが発生。成城にファンブルリカバーを許し、攻撃権を手放すことはなかった。引き続き、敵陣35ヤードより成城オフェンスの1st down。その後も成城Oの勢いを止めることが出来ず、ゴール前10ヤードまで侵入を許す展開に。ここで何としてでもタッチダウンを阻止したい上智Dは、3年#78DLコーチャンフラトのロスタックルにより、3ヤード後退させることに成功。ここで1Q終了。[7‐7]


〈第2Q〉

陣地を入れ替え、敵陣20ヤード付近より成城の攻撃が再開。得点を阻止したい上智Dが強い粘りをみせ、成城Oの前進を許さない。成城は4th downでFGを選択し、このキックは成功。[7-10] 成城キックで攻守交替し、上智Oの攻撃が開始。2年米永に見事なランでフレッシュを獲得するなど着実にゲインを広げていくも、強靭な成城Dに前進を阻まれ、パントで攻守交替。続く成城の攻撃では、2プレー連続でフレッシュ獲得を許してしまい、厳しい局面を迎えるも、2年#6LB相川雄大のロスタックルが大きく流れを変え、成城をパントに追い込む。攻守交替後の上智の攻撃は、2年米永を中心に多彩なオプションプレーで確実に前進を図るも、タッチダウンには至らずパントを選択。しかし、このパントで2年#4稲葉祥生が奇跡を起こす!稲葉の蹴ったボールは敵陣5ヤード付近に落下、そのままバウンドしてゴール前1ヤード付近で上智がボールを囲い込むことに成功。成城を自陣1ヤードからの攻撃に追い詰める。ここで攻守交替。このまま流れを掴みたい上智Dは、力強いタックルで成城Oにプレッシャーを与えるも、度重なるロングパスにより着々とゲインを広げる成城を止めきることができない。そして、ゴール前13ヤードまで迫ったところで成城OはFGを選択し、このキックは成功。[7-13] ここで、前半終了。[7-13]


〈第3Q〉

成城のキックにより後半戦が開始。上智Oはパスにより前進を図るが、惜しくも成城Dにカットされ、4th downでパントを選択。流れを変えたい上智であったが、俊敏に走る成城リターナーを捉えることができず、大幅なリターンを許してしまう。成城Oは敵陣20ヤードから1st down。ここでのタッチダウンは何としてでも防ぎたい上智Dであったが、勢いづいた成城Oを止めることが出来ない。TFPの成功も許し点差を離されてしまう。[7-20] 成城のキックで攻守交替。2年稲葉のQBキープや3年堀川のランプレーで着実にフレッシュを獲得していく。敵陣にさしかかったところで2年中畝がロングパスをキャッチ!相手の反則も味方し、着々と流れを引き寄せていく。敵陣10ヤードまで前進し、3rd down 3を迎えたタイミングで、3Q終了。[7-20]


〈第4Q〉

迎えた最終クォーター。引き続き、相手陣10ヤードから上智Oの攻撃。エンドゾーンを目前に緊張感の走る上智。フレッシュ獲得まで3ヤード、迎えた4th down。ここで勝負に出た上智Oは、キック圏内ながらもギャンブルを選択するが、ここで痛恨のファンブル。ターンオーバーとなり、成城に攻撃権を譲ることになる。相手陣20ヤードから成城Oの攻撃が開始。ランプレーで勢いよく前進する成城のテンポを掴めず、連続で1st downを許す厳しい展開に。しかし、ここでも2年相川のQBサックが流れを変え、続くプレーで3年#24LB兼松朗洋がロスタックルを決めると、成城Oをパントに追い込むことに成功。TBとなり、自陣20ヤードから上智の攻撃。パスでのロングゲインを試みた上智Oであったが、隙をついた成城Dにインターセプトを許し、再び攻撃権を奪われてしまう。敵陣19ヤードで攻守交替、相手チームに絶好のチャンスを与えてしまった上智は、何としてでもここで攻撃を食い止めたい。ランで力強く前進する成城を粘り強く阻み続け、得点を最小限に抑える。[7-23]

成城キックで試合は再開。巻き返しを図りたい上智オフェンスは、3年堀川と1年中畝へのランとパスを織り交ぜたプレーで着実にゲインを広げるも、鋭いQBサックに前進を阻まれ、迎えた4th down。ここで賭けに出た上智はギャンブルを選択するが、パスをキャッチしたのは成城D。ここでインターセプトを許し、試合終了まで2分を切ったところで再びターンオーバーとなる。敵陣21ヤードから成城の攻撃。最後に成城がFGに成功したところで試合終了のブザーが鳴った。[7-26]


秋季初戦となる成城大学戦は、悔しくも敗北を喫した。しかし、今回の試合で浮彫りとなった課題や反省点を糧に、次戦では必ず成長を見せる。「BIG昇格」という大きな目標に向け、部員一丸となって全力を尽くしていく。