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2023.11.09
試合レポート

【vs SAINTS - MATCH REPORT】

【11月5日(日)明治学院大学戦 @横浜スタジアム】

1Q

上智大学Golden Eaglesの命運をかけた二次リーグ初戦。横浜スタジアムで行われた明治学院大学戦は4年OL#54星野裕大のキックにより開幕した。相手陣32ヤードより明治学院の攻撃が開始。開始早々テンポの良いランやパスに翻弄され、続くプレーで俊敏なRBを止めることができずロングゲインを許す。ディフェンス陣による必死の抵抗もかなわず、そのままタッチダウン。TFPでギャンブルの成功も許し、本試合の先制点を譲る。【8-0】

明学のキックにより攻守交替。今シーズンを占う上智オフェンスのファーストシリーズは自陣13ヤードから開始。1年QB#4稲葉祥生による1年WR#1中畝晴登への鋭いパスが通ると、続くプレーで1年#23小田航大朗が相手陣を切り裂くランで12ヤードの前進!その後も2年#10盛崎優吾へのパスが通り、立て続けにフレッシュを獲得。勢いは止まらず、1年QB稲葉からのロングパスを4年#19熊谷叡人が値千金のキャッチ!20ヤード前進し、相手陣へ侵入。惜しくも反則がとられ15ヤードの罰退を強いられるも、続くプレーでは相手ディフェンスのパスインターフェアの反則を誘い10ヤードの前進。敵陣34ヤードから攻撃を再開。ここで期待のエース、1年RB小田の活躍が光る!力強いランで、前進を続けフレッシュを獲得。相手陣20ヤードまで侵入し、第1Qが終了。


2Q

陣地を入れ替え、続く上智オフェンスの攻撃。続くプレーでもランでゲインを重ね、前進を続ける。ゴール前5ヤード地点からの1down10。ゴールラインを目前に緊張感の走る中、ここで1年QB稲葉が投げたボールを1年WR中畝がキャッチ!そのままエンドゾーンまで駆け抜け、今リーグ初となるタッチダウンを決める!続くTFPにも成功し、7点を獲得。【8-7】

上智のキックにより試合は再開し、明治学院の攻撃が開始。勢いづいた上智は、ここでディフェンス陣も奮闘する!多彩なオプションプレーで前進を試みる明学を、4年DL#44久保田啓介や2年DL#79宮崎一真の好タックルで相手陣に押し込むと、続くプレーで相手QBがWRに投げたミドルレンジへのパスを4年LB青田がキャッチ!インターセプトに成功し、再び大きな流れをもたらす。相手陣39ヤードから上智大学の攻撃がスタート。何としてもこのチャンスをものにしたい上智。1年RB小田や1年RB米永の中央へのランで徐々に前進。そして続くプレーで、1年RB米永がスーパープレーを魅せる!4年OL#69工藤大明や2年OL#58森祐太郎らOL陣が切り裂いたフィールドを、米永が華麗なランで30ヤード駆け抜け見事タッチダウン!星野の安定したキックでTFPにも成功し、7点の獲得。【8-14】

上智のキックにより攻守交替し、迎え撃つ上智ディフェンス陣。2年#35飯村瞭平や3年LB#0原田誠也によるナイスタックルで粘りを見せ、パントに追い込む。自陣30ヤードから再び上智大学の攻撃。1年RB米永、1年小田の華麗なランや、1年#87友次縁造の力強いランで前進し、連続してフレッシュを獲得。相手陣への侵入を目前としたところで惜しくもタックルを決められ後退。4年P#71伊東雅晃による好パントで攻守交替となる。相手陣23ヤードから明学オフェンスの攻撃。連続したパスで大幅な前進を試みる明学オフェンスに翻弄され、徐々に前進を許す上智ディフェンス。何としても相手の勢いを止めたい場面で、1年DL#97岡崎奨がボールを持ったQBを射止め、サックに成功!ここでの後退が流れをもたらし、相手の得点圏内への侵入を許さないまま第2Q終了。


3Q

明学のキックで後半戦開始。自陣31ヤードから上智大学の攻撃がスタート。リズムを掴まれつつある明学ディフェンスに苦戦するも、相手の反則も味方し1st downの更新を続ける上智。2年WR盛崎へのパスや、米永、小田のラン、1年QB稲葉によるキープなど多彩なオプションプレーで相手陣に侵入。続くプレーでは惜しくもフレッシュ獲得には至らずパントでの攻守交替。ここで4年P伊東が今季一のナイスパントを決める!大きな弧を描き相手陣に落ちたボールはゴールライン付近に着地。相手の攻撃開始地点を自陣1ヤードまで押し戻す。相手陣1ヤードから始まる明学の攻撃。ここから猛追を受ける上智ディフェンス。1年DB#5白石祐輝によるパスカバーや2年DL宮崎による好タックルなど随所に見せ場を作るも、連続して1st downの更新を許し厳しい局面が続く。その後も3年DB#7小林吏希の素早いタックルや4年DL工藤によるプレッシャーで抑え込むが、上智陣への侵入を防ぐことができず、自陣26ヤード地点まで前進を許したところで第3Q終了。


4Q

陣地を入れ替え試合再開。依然として苦しい状況の続く上智ディフェンス。何としてでも踏ん張りたい上智は、ここで驚異の粘り強さを魅せる!4年LB青田が鋭いタックルで相手RBを射止めると、続くプレーでもQBサックに成功!相手を大きく後退させ、前進を許さない。続く4thdownで明学はFGを選択。なんとか失点を最小限に抑え、この局面を終えた。【11-14】


攻守交替し、明学のキックで試合は再開。上智オフェンスの攻撃が開始する。流れを取り戻そうとパスでのゲインを試みるが、続くプレーでファンブルを誘われ大きく後退。パントで攻守交替し、明学の攻撃。試合も終盤に差し掛かり、何としてでも相手の前進を許したくない上智。ランやパスを駆使したオプションプレーで前進する明学を、集まりの早いディフェンス陣が粘り強く食い止める。ここでも上智ディフェンス陣の光るプレーが続出!4年DL工藤の飛び込むような鋭いタックルや4年LB青田の素早いパシュートで相手の前進を阻むと、続くプレーで4年DL久保田がQBサックに成功!ファンブルしたボールを4年DL伊東がリカバーし、ここでターン・オーバー!敵陣37ヤードから再び上智オフェンスの攻撃。このチャンスをものにしたい上智。いきなり2年#10盛崎へのロングパスが通りフレッシュを獲得すると、続くプレーでも1年RB小田の中央へのランで前進を続ける。勢いづいた上智はその後も前進を続け敵陣14ヤード地点まで到達。ここでFGを選択するが、惜しくも失敗。試合終了まで2分を切ったところで攻守交替となってしまう。ロングパスの成功を許し、緊張感の走る中、上智ディフェンス陣は落ち着いた守備を見せる。DL陣が強いプレッシャーで連続してパスの失敗を誘い行く手を阻む。途中反則により大幅な前進を許すも、続くプレーで3年DB小林がインターセプトに成功!そのままニーダウンで試合は終了。二次リーグ初戦となる明治学院戦は、今シーズン初となる白星で幕を閉じた