"私の好きな食べ物"
皆さんは、「一番好きな食べ物は何か?」と聞かれて即答できるでしょうか。
私はいくつか思い浮かんでしまいます。
ハンバーガー、うどん、焼肉、等々一つには決められないなと感じていました。
しかし、どの食べ物を思い浮かべるときも、いつも比べる相手があり、その食べ物と比べてどっちが好きなのか?と自問自答する日々。
ある日私は気づいてしまったのです。全ての食べ物と比較している時点で、それが私の最も好きな食べ物なのではなかろうか。と。
そう。私の一番好きな食べ物とは「カレー」なのである。
さて、カレーと言えども世の中には様々なカレーがある。インドカレー、ジャパニーズカレー、グリーンカレー。カレー好きの私にも数え切れないほどだ。もちろんカレーと名のつくものであれば、私はおおよそ全ての物が大好きである。
ナンにつけて食べるインドカレーや、あの地域独特のスパイスの効いたグリーンカレー、幼い頃から慣れ親しんだジャパニーズカレー。嗚呼絶品哉。
だがしかし、そんな中でも私がこよなく愛するのは、やはり母の作ったカレーなのだ。
部活で疲れた後家につき、カレーの匂いがすると、私の胃袋は轟音を響かせる。ゴロゴロ
私は、毎回盛り過ぎかなと思うほどたっぷりのカレーを準備し、腹十二分目までのカレーを食す。
今回も盛りすぎたゼ…と思うところまでが私のカレールゥティンであり、それがまた気持ちいい。
翌朝目を覚ますと、みなさんお待ちかね二日目のカレーが私につぶやく、「おはよう」と。
朝から二日目のカレーを食べた私は馬力が違う。何ヤードであろうと駆け抜ける。
弊部には上京をし、一人暮らしをしている部員も数多く存在する。そんな彼らや、親元を離れ暮らしている読者の方々には、是非実家に帰った際に何が食べたいかと聞かれたら「ママのカレー!」と答えていただきたい。
ところで、Golden Eaglesには生粋のカレー職人がいる。最後に彼を紹介して終わりたい。
我が部のカレー職人とは、徳田泰生(4年OL#79)だ。彼の製法について、私の口からは多くは語れないが、数種類の隠し味やスパイスを駆使した独自のものである。
彼の家に行く前に夕飯を食べてしまった私は、初めは食べないつもりだったが、一口食べたら止まらなくなり、結局一人前を完食してしまった。
その後なかなか食べられてはいないが、彼と顔を合わせるたびに、「またあのカレーを食わせてくれ」と懇願するほどに美味い。
是非みなさんにも足を運んでもらいたい。