MATCH INFO
試合日程・結果

試合結果
秋季リーグ戦2部Bブロック一次リーグ
2025年10月26日(日) 〜 @横浜スタジアム
上智大学 37
0 東京農工大学

一次リーグ最終戦、入替戦への扉を開く二次上位リーグに向け、重要な一戦となった東京農工大学戦。

1Q

上智のキックで試合は開幕。2年K#13松田航己による安定したキックはタッチバックとなり、農工の攻撃は相手陣25ヤード地点より開始。ここでいきなり上智Dが魅せる!冷静な読みで相手RBを射止めると、続くプレイでは4年LB#35飯村瞭平が鋭くRBに掴みかかり4ヤードの大幅なロスタックル。2年LB#2岸田太陽も連携して前進を許さず、パントに追い込む。

攻守交替し、上智の攻撃は自陣43ヤードから開始。ここで躍動したのは期待の新星1年#12デイビス宏輝!ディフェンダーを翻しながら30ヤードのビッグゲインに成功。一気に相手陣へ近づき、敵陣21ヤードから1stdown。続くプレイでは2年OL#68松本悠希らOL陣の好ブロックで3年RB#7小田航大朗がエンドゾーンまで走り抜けタッチダウン!その後のキックも成功し7点の追加。

再び上智のキックで試合は再開。農工の攻撃は相手陣12ヤードから開始。パスやランを織り交ぜる農工にフレッシュの更新を許すも、続くシリーズでは堅実な守備で抑え込み、パントに追い込む。ここから上智Oの攻撃が再開。1プレイ目、3年QB#4稲葉祥生からのコントロールされたパスを、3年WR#81大村篤義がエンドゾーンを超えて見事キャッチ。21ヤードのロングパスが通り、攻守交替から僅か1プレイ目で追加のタッチダウン。追加のキックも成功し、リードを広げる。

再び上智のキックオフから試合は再開し、農工の攻撃は相手陣25ヤードから開始。大きな体格を活かし強く攻め入る農工の攻撃に苦戦する上智D。反則も重なり上智陣29ヤードまで到達するも、この緊張感の走る場面で2年DB#11湯朝竜之介が魅せる!ロングゲインを狙った相手のパスをキャッチしインターセプトに成功、25ヤードのリターンでチームに勢いをもたらす。攻守交替し、上智の攻撃が始まったところで第1Q終了。

2Q

陣地を入れ替え、引き続き上智の攻撃から試合は再開。相手陣19ヤードからの攻撃。3年WR#1中畝晴登へのパスで1stdownを更新し、相手陣8ヤードまで到達。続くプレイでは再び小田がボールを運び、本日3度目のタッチダウン!キックも安定して成功、7点の追加。

攻守交替し農工の攻撃。4年DL#78コーチャンフラトを中心にラインズ陣が激しくプレッシャーをかけ、わずか1シリーズでパントに追い込む。攻撃権を奪い返した上智の攻撃は敵陣42ヤードから。いきなり小田が勢いのあるランで大幅に前進すると、続くプレイでもデイビスへのパスが通りフレッシュを更新。ここで勢いよくタッチダウンを狙う大きなパスを出すも、インターセプトをとられ攻撃権を失う。しかし、ここで粘る上智D。ここでも堅実な守備を見せ、再び攻守交替に持ち込む。

上智Oは自陣48ヤードから攻撃を開始。反則による後退を強いられるも、デイビスの素早いランで12ヤードを獲得。さらに、大村への鋭いパス、小田のランで続けてフレッシュを更新すると、ボールオンは相手陣25ヤードまで到達。OL陣も奮闘し、2年OL#55井原絢誠、2年OL#50須藤瑛大によるナイスブロックで小田がゴール前5ヤードまでボールを運ぶと、最後は中畝へのパスで見事タッチダウン!

上智によるキックオフが終わったところで前半戦は終了。

3Q

東京農工大学のキックにより再開された第3クオーター。クォーターバックとして活躍したのは1年#15QB小沼亮介。開始早々ペナルティを取られ10ヤードの罰則を強いられるが、1年#12 RBデイビス宏輝の15ヤードのロングラン、2年#80WR日下部偉皇の15ヤードに及ぶ連続パスでフレッシュを更新する。敵陣2ヤードまで迫るも、スナップのキャッチを失敗し後退してしまう。しかし向かえた4thダウンでFGを選択し、2年#13K松田航己の安定したキックで3点の加点(31-0)。攻守交代した東京農工大学の攻撃では、3回のフレッシュを更新し、上智陣14ヤードまで迫る。しかし、この流れを食い止めたのは上智のディフェンス勢であった。東京農工大学のオフェンス勢をすり抜けタックルし見事なQBサックをしたのは3年#45LB中西重勝。そして次のプレーでは、エンドゾーン内に投げた東京農工のボールを3年#3DB大貝真史がパスカット。東京農工の得点を許さない。攻守交代後すぐに第3クオーターは終了する。

4Q

上智大学の攻撃で再開された第4クオーター。2年#8QB樋口凌と1年#22 RB久保山陽平が進むが、思うように行かず攻守交代。DL勢が巧みなタックルで東京農工のフレッシュを更新させない。3thダウンで東京農工の10ヤードに及ぶパスをカットしたのは2年#13 DB松田。そして最後にビッグプレーが起きる。2年#2LB岸田太陽が東京農工のRBが落としたボールをそのまま拾い、誰にも追いつかれず70ヤードのロングランでそのままタッチダウン!

(37-0) コールドゲームとなり上智大学の勝利に終わる。